WordBench京都 WordPressでサイトを作る時のあれこれを学ぶ会に参加してきました
今回は、WordPressでサイトを作る時のディレクションや制作のフローなどの話がテーマでした。
Bench京都では珍しく、ディレクション系でしたね。
結構埋まるのも早くて需要あるのかなという感じでした。
さいきょうのWordPressサイト構築フローとは
制作の現場において、デザイン完了後の追加とか制作し終えた段階での仕様変更が起こらないようにもっと初期段階で仕様は詰めようぜとか、 もっとプロジェクトに関わる人同士でコミュニケーションとろうな って話でした。
ちょくちょく耳が痛い話も多く、会場やTwitter(#wbkyoto)でも苦しんでいる人が居たように思います。
そうだよなーって思いつつ、個人的にはみかかねさんのこのツイートの方が共感でした。
実際問題最初にいくら頑張ってもしゃあないので、仕様というよりも制約を最初にキメて、詳細を完成までしっかり練るってパターンが顧客満足度高い
— みかかね@朝の部 (@_mikakane) 2017年4月29日
苦しんでばかりじゃなく、こういう考え吸収してよりより制作の現場にしたいっすね。
クライアントさんの反応がよかったコミュニケーション手法やWPカスタマイズ例
ディレクションやデザイン、実装など幅広く手懸ける完山さんが実際の制作の中で行っている制作時の工夫の話。
気になったのは以下でした。
- デザインデータの共有方法
- 動画マニュアル
デザインデータの共有方法
デザインデータを共有する際、デザインデータや書き出した画像ファイルをそのまま共有するのではなく、実際にブラウザで見たときによりリアルな形で見れるように画像を貼った サイトのような物 を作るそうです。
この時にスクロール時に固定(position: fixed;のようなもの)するようなものを
これによって、
- こちらが想定した倍率で見てくれず「文字が小さいんじゃない?」みたいなツッコミを回避
- コンテンツ幅以上にブラウザを広げた時に背景がどうなるかの説明
- スクロール時に追従してくるメニューの動作などを説明
を実現しているんだとか。
少し工数がかかりそうですが、変な手戻りも起こりにくそうなので良さそうですね。
動画マニュアルの作成
WordPressでサイトを制作した際のマニュアルのはよく行いますが、完山さんは以前は紙で作成していたそうです。
ただ、結果としてあんまり読まれず捨てられる事が多く、そもそも分かりにくいんだとか…。
そこで、動画マニュアルを作成するようになったそうです。
録音・録画する瞬間はなかなかに恥ずかしそうですが、読むよりも実際に操作している画面が見られるのでより分かりやすいものが出来て、サポートが無くてもクライアントが使用出来るというのは双方にメリットあって良いですね。
動画マニュアルもYouTubeにあげてWordPressの管理画面にリンクを設置するという気配り。やっぱりイケメンは違うぜ!
WooCommerce使ってみた
岡本さんによるWooCommerceを使ってみようとした話。
懇親会の買い出しに行っていたため聞けてませんでしたがどんな話だったのか…。
まとめ
今回はディレクション回ということで、登壇者やそれを聞いたツイートなどから色んな人の制作時の話が聞けて/見れて良かったです。